農産物輸出額 リンゴが過去最高100億越え、ホタテは全品目最大額で青森県ウハウハ

2015年、農産物輸出が絶好調だったようだ。

mainichi.jp

 

品目別で見ると、リンゴとホタテの伸び率と出荷額が目覚ましかったとのことで取り上げられている。

リンゴとホタテ。どちらも青森県の代表的な地域資源であり、このニュースは青森県民にとっては大変名誉で喜ばしいことである。今までの苦労がついに報われたといった感じだ。いやー素晴らしい。

 

 

ぶっちゃけ白状しますと、青森県における農林水産物の推進について、個人的には「もうええわ」と飽き飽きしていた。かなり懐疑的だった。

地方はどこでも、元々なにかしらの農林水産物を特産としているわけで、食や観光を地域振興の拠り所とすることは、全国どこの自治体でもゆるキャラを作ったような、「横並びの戦略」にすぎないのではないかと思っていたのだ。

しかしどうやら、僕が間違っていたようだ。

ここまで売れているのであれば、やはり青森県が進める「攻めの農林水産業」は間違っていなかったのだであろう。

 

上記のニュースは、少なくともこういった取り組みの方向性が正しかったという証拠だろう。疑っていて、本当にすみませんでしたmm

 

近年では農協や総合商社とかが中間に入らずに、生産者が直接販売ルートを確保するような動きも広まっており、しっかりと地元に還元される仕組みが生まれ始めている。

この輸出額が一時的なブームに終わらないでキープしつつ、新たな販売・流通の仕組みづくりも着々と試みていってもらいたい。そうすることによって、農産物はこれからも青森県経済の最重要産業であり続けるはずだろう。