Kindle版 太宰治全集(200円)を買ったけど、やっぱりちくま文庫版 太宰治全集(10,530円)が欲しい件

太宰治作品については『人間失格』『斜陽』『ヴィヨンの妻』『津軽』『パンドラの匣』など、有名な長編作品はだいたい読んだ。

しかし、あまり知られていないだろうが太宰治は短編こそが至高だ。

『女生徒』とか『待つ』『千代女』とか、戦後に書かれた『十五年間』『冬の花火』みたいな短編をちょろちょろ青空文庫で読んだのだが、個人的には最初に上げた長編作品たちよりも感銘を受けた。

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いじめに苦しんでいる子供へ伝えたい 学校なんか行かなくても十分マトモに生きていけるということ

いじめを苦にして自殺する子供は、昔も今も後を絶たない。ニュースなどでそういった事件を見ると、とても口惜しく思う。

前途ある子供がくだらないクラスメイトのおかげで自ら命を絶ってしまうことは、本当にもったいないことだ。

 

岩手県矢巾町の中2いじめ自殺や、仙台中1男子いじめ自殺など近年のケースを見ると、学校側も常日頃、生徒に対していじめアンケート調査や生活交換ノートなどで情報収集を行っているようだが、残念ながら最悪の事態を防ぐことはできなかった。

そして、学校側がこういった事態を食い止める有効な手立ては、現時点ではおそらく見出されていない。

 

いじめられている子供からすると、学校の先生は初めから相談相手として頭数に入っていない。解決してもらえると思っていない。

そしておそらく、その認識は間違っていない。いじめを根本から排除できる方法やマニュアルのようなものは存在しないだろう。下手をすると逆効果になることもあるので、先生に相談することはあまりない。

 

保護者についても同じだ。むしろ一番相談したくない相手だ。子供の心理として、保護者に心配をかけさせたくないという気持ちや、いじめられていると知られることが恥ずかしいという気持ちが勝ってしまい、なかなか相談できなくなってしまうのだ。

それこそ保護者に相談するくらいなら死んだほうがマシだといった感じなのだろう…。

 

そもそも大人と子供では住んでいる世界が違う。同じ時代にいながら別な社会を生きているようなものだ。

子供の世界では、大人の世界のやり方がまったく通用しない出来事が存在する。

友達同士で遊んでいる空間や、LINEなどのネット空間などに大人が介入して、あーだこーだと口を挟むことは難しい。

 

では、どうすればいいのか。

まず、いじめられている子供ができることが一つだけある。

 

学校に行かないことだ。

 

死ぬくらいだったら、学校なんか行かなくてもいい。

保護者も子供も、学校に行かなければ人生が終わると思い込んでしまっている。マトモに生きていけないと思っているのだ。

特に真面目な子供ほどそう思うことが多いだろう。

真面目な子供は、今のいじめによる苦しみと、将来マトモにいきていけないのではないかという不安との板挟みに遭い、結局我慢して学校に行ってしまう。

そうして逃げ場がなくなった結果として、自殺してしまうのだ。

 

真面目な保護者の家庭で育った子供ほど真面目になる。真面目な保護者は、子供が学校に行かなくなったら子供の人生が終わってしまうと思い込み過ぎないほうがいい。

 

実際、学校なんて行かなくてもマトモに生きていくことはできる。

テストで良い点数をとって、いい大学に行って、良い企業やお役所に入る。そういうレールから外れたって全然問題ないのだ。今のような時代だから特にだ。

良い企業やお役所に入らなくたって、可能性は無限にある。

作家になれるかもしれない。ミュージシャンになれるかもしれない。パン屋やケーキ屋、お花屋さんにだってなれるかもしれない。

独立して個人事業主になったり、会社の社長になったりするためには学歴など関係ない。

 

いじめられている子供を持つ保護者や先生などは、子供は学校に行かなくても立派な大人になれる可能性が大いにあるということを知ってもらいたい。

よって、いじめに対して大人ができることは一つだけ。

 

学校から逃がしてあげることだ。

 

「可愛い子には旅をさせよ」ということわざを地で行き、学校という一種の温室から人生の早い内に旅立たせるのだ。

旅立った子供は、残った子供よりも大きく成長して、立派な大人になる可能性が大いにある。

学校なんか行かなくても十分マトモに生きていける。それどころかマトモな人間を越えた、素晴らしい人間になれるかもしれない。

 

死ぬくらいなら、勇気を出してレールから外れて、道無き道を行けばいい。

不安もあるだろうが、上手く行けばきっと最高に楽しい旅になるだろう。

 

農産物輸出額 リンゴが過去最高100億越え、ホタテは全品目最大額で青森県ウハウハ

2015年、農産物輸出が絶好調だったようだ。

mainichi.jp

 

品目別で見ると、リンゴとホタテの伸び率と出荷額が目覚ましかったとのことで取り上げられている。

リンゴとホタテ。どちらも青森県の代表的な地域資源であり、このニュースは青森県民にとっては大変名誉で喜ばしいことである。今までの苦労がついに報われたといった感じだ。いやー素晴らしい。

 

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県内求人倍率0.97倍 過去最高でも全く楽観できない理由 青森

2016年1月29日(金)付の東奥日報で「有効求人倍率過去最高、平均0.97倍/15年県内」という見出しの記事が載った。

以下、同記事を引用しながらツッコミを入れてみる。

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ブログを始めます。

ブログを始めます。

 

アップル、グーグルとか、シリコンバレー的なイノベーションこそが、これからの社会を形作っていくすべてだと、ちょっと前まで思っていた。

 だから何が何でもそういった先進的な考えを全員が理解し、その方向へ舵を大きく切らなければならないと思っていた。

 でも最近は、そうは問屋が卸さないんじゃないかと考えている。

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